「しっかりボールを見て振れ!」というバッティング指導は間違い?

「しっかりボールを見て振れ!」というバッティング指導は間違い?

「常識は疑ってかかれ」ですね。少年野球を始めたばかりの小学生に、「しっかりボールを見て振れ!」と指導するとボールをミートすることができません。その理由は?

 


キッズベースボールドリームナビのレビュー(第2弾)

キッズベースボールドリームナビのレビューの第2弾です。

 

著者の藤井さん曰く、
小中学生のバッティング指導で痛切に感じてきた3大悪癖があるといいます。

 

その3大悪癖をある程度改善できれば、
3割バッター以上は保証するし、
さらに3つの動作をマスターすれば、
4割以上の安打製造機になるといいます。

 

早速、私もこのノウハウをうちの少年野球チームのバッティング指導に活かすことにしました。

「しっかりボールを見て振れ!」というバッティング指導をやめた

野球を始めたばかりの小学生がヒットが打てない原因の1つが、
ピッチャーの投げるボールが見えていないことです。

 

バッターボックスに立つ我が子を見ても、
ヒットが出る雰囲気がないスイングをしていて、
心配になった親御さんもいると思います。

 

ピッチャーの投げたボールの軌道とは違った場所をスイングし、
しかも、大きく外れたボール球まで手を出してしまう…。

 

「どうか奇跡でも良いから、バットを振ったところにボールが来ないか」と思ったりすることもあったと思います。

 

こういう選手の多くは、
ピッチャーの投げたボールの軌道が見えていません。

 

だから、いくらスイングの指導しても、
実際にヒットを打つ選手に成長するまで、
少し時間が掛かってしまいます。

 

まずは、ピッチャーの投げたボールの軌道を見れるように練習することが上達の近道です。

 

多くの少年野球のバッティング指導では、
ここが抜けてしまっている場合が多いようです。

 

抜けるどころか、
逆に、野球を始めて間もない初心者に、
「しっかりボールを見て振れ!」、
「ボールから目を切るな!」
というコーチングをしてしまいます。

 

こういう教え方をすると、
ボールを良く見ようとするあまり、
凝視し、体を硬くさせてしまう選手がいます。

 

野球を始めて間もない小学生には、
逆効果だということが分かりました。

 

私は、少年野球チームに入団したばかりの選手に、
「しっかりボールを見て振れ!」、
「ボールから目を切るな!」
というバッティング指導を一切止めました。

ボールを見る練習を取り入る

そして、野球を始めて間もない選手には、
ボールを見るトレーニングをさせることにしました。

 

「キッズベースボールドリームナビ」で紹介されている練習方法を取り入れています。

 

ボールに簡単な細工をして、
ピッチャーの投げたボールを見る(見極める)訓練です。

 

これはかなり有効ですね。

 

ボールの軌道を見極める力だけでなく、
ボールの回転まで見抜くようになります。

 

将来、中学生になり、
変化球にも対応しなければならなくなった時に、
このトレーニングは、さらに生きてくると思います。

打席に入ってボールを怖がっていた選手が変わった

うちの少年野球チームに、
ピッチャーの投げたボールを怖がり、
満足にバットを振れないて選手がいました。

 

ボールが怖く腰が引け、
時にはバッターボックスの後ろに下がってしまうのです。

 

この選手へ、
ボールを見るトレーニングをさせたところ、
しっかりとスイングし、ボールにバットを当てるようになってきました。

 

ボールを見ることができないが故に、
ボールを怖がっていたということが分かりました。

 

少年野球の選手は、
ボールを見ているようで、
実際には最後まで見れていない選手が多いと思います。

 

そういう選手がヒットを量産するようなことはありません。

 

野球を始めると素振りをしますが、
それに併せて、ボールを見る練習を取り入れると、
ぐんぐんバッティングが上達します。

 

ボールをみる練習方法は、
キッズベースボールドリームナビに書かれています。

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